「誕生~Sounds of Birth~」誕生エピソード③
Episode③~自然分娩にて産まれ直し~ さてさて、「凪」の音を公開しようと決めて迎えた 6月12日の朝。 目覚める直前に、とあるメッセージを受け取った気がしました。 それは、 「この音の作用は「死」の再生力(冥王星的な作用)を使うから、 絶対に安全なセーフティエネルギーとセットじゃないと、 この世仕様としては不十分。」 というような。(最終的にはその必要はなかったのですが。) そのため、セーフティエネルギーとなるサウンドを もう一曲生み出そう、と決めました。 そして、いつものように、自然に生まれるがままに 身を任せていると、 思いのほか今回は、とてもとても丁寧なエネルギーが届き始め・・・ 限りなく優しい時間を過ごしながら、 決して無理することなく、 どこにも力を入れることなく、 ゆっくりと ゆっくりと・・・ そう、まさしく、自然分娩 が始まったのでした。 こんなにも優しい時間をゆったりと味わいながら 音を産もうとしたのは、初めてだったかもしれません。 そしてまた、その頃、身近な友人たちが まるでお産婆さんのように、優しく深い信頼のエネルギーで
「誕生~Sounds of Birth~」誕生エピソード②
Episode② ~ひと粒のいのち~ 個人的に明確な目的と意図をもって エッセンシャルサウンドを生み出す、ということは、 通常ではまずないことだったので、 ある意味とても新鮮で、初めての試みでした。 身体全身にありありと残っている「凪」の体感。 それを、ひとつひとつ丁寧に感じながら、音に紡いでいく。 いつもよりも、ずっと、ずっと、ずっと、、、、 深い呼吸・・・。 私自身が、一番心地よく、深く深く安心できる、呼吸。 その深い呼吸で音を編むように、紡ぐ。 6月9日。 無事、音が私を通して、生みだされました。 繰り返し繰り返し、その音を身体になじませるようにして聴き、 いつしか深い眠りにおちていきました。 * * * 翌6月10日の朝。 目覚めると、たとえようのない心細さが全身を包んでいました。 最早、恐怖といってもよいほどのその感覚は、 もう少し丁寧に感じると、 まるで、一糸まとわずむき出しで生まれたての丸裸の、 まだ皮膚も出来たばかりでやわらかく、 ちょっとでも何かが触れたら傷がついてしまうほどの薄い薄い膜の、 あまりに小さな小さな一粒の「私」でし
「誕生~Sounds of Birth~」誕生エピソード①
この音を生み出すために私は生まれてきたと言ってもいい。 2017年6月9日、「誕生~Sounds of Birth~」は、そのいのちを宿し、 それから約1週間の待機期間を経た 6月15日、 この世界に誕生(公開)することになるのですが・・・ とても深い深い体験がそこにはありました。 そんな誕生エピソードをまとめました。 * * * * * * * * * * * * Episode① ~凪体験~ ある日、とあるコミュニケーションのパターンを味わっていました。 精神や感情の反応以前に、いやがおうもなく身体が反応してしまうような。 その反応が起きると、いつもなら意識でコントロールできる私の精神や感情は たちまちその機能を失い、私から離れてしまい、 相手に反応することしかできなくなってしまう。 いつものように反応しかけたその時、なぜだかわからないけれど、 ふっ、と、身体・感情・精神、すべての反応が止まり、 スン・・・・・! と、静寂の 「凪」 がおとずれました・・・! まさしく、「ただ在る」という状態で、私はそこにいて、 そうなると、反応しようとしてい